在宅支援|医療法人社団 登豊会

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2018年6月29日本日開店!キッチンちかいし

南のほうから梅雨明け宣言が聞かれます。しかし窓の外はまだまだ雨模様。すっきりしない日が続いています。もうしばらくは傘が手放せないようですね。みなさんいかがお過ごしでしょうか。

さて、今回は恒例の食事イベント「キッチンちかいし」の様子です。6月13日、今回のメニューは洋食の定番、オムライスです。近石病院の厨房からシェフがデイちかへやってきて、ご利用者の目の前でオムライスを作ってくれるという趣向です。


そろそろ昼食の準備が始まるころ、フロアのキッチン入り口には「キッチンちかいし」の暖簾がかけられます。テーブルにランチョンマットが敷かれ、なにやらかわいい雰囲気になっています。

いつもと違う雰囲気に、ご利用者のみなさんもキョロキョロと少しよそ行き気分のようです。病院からシェフが来るとみなさんの前でコンロやフライパンなど、調理道具の準備を始めました。ご利用者のみなさんはその様子を覗き込むように見ています。

「さて、キッチンちかいしの開店です!」スタッフの掛け声で調理が始まります。
シェフはよーく熱したフライパンにオイルを垂らしじりじりとオイルの様子を見つめつつその脇で溶き卵をお玉で掬っている。フライパンにさっと卵をまわし流すとフライパンの上が黄色くコーティングされる。すかさず食欲をそそる赤いチキンライスをさっと乗せるとこれまたすかさずにチキンライスを四方から卵の幕でコーティングしていく。フライパンの隅へ寄せられたその塊はなんだか見覚えのある流線型のあの形に整形されていく。シェフは片手で皿をつかむとそこへフライパンを寄せていく。皿の横でフライパンが反転すると皿の上にはオムライスが横たわっている。黄色いそれに真っ赤なケチャップソースがかけられると見事な色のコントラストに食欲がそそられる。

「はい、いっちょ上がり!」シェフからオムライスを渡されたスタッフは熱々のままご利用者のもとへ。ご利用者の手元に準備された、紙ナフキンの巻かれたスプーンをほどき、一口ぱくっ!出来立てのオムライスを美味しそうにほおばるご利用者の表情がその美味しさをものがたっていました。ご利用者のみなさんは今日のこの趣向に大変満足であったようでした。

大盛況でありました本日の「キッチンちかいし」。次回はどんなメニューで出迎えてくれるのでしょうか。また次の開店日にはみなさんにご報告したいと思いますのでお楽しみにしてください。

キッチンちかいしのシェフが見事なフライパンさばきを披露!
出来立て熱々のオムライス!う~ん、美味しそう!
いったっだっきま~す!!