在宅支援|医療法人社団 登豊会

スタッフブログ

2022年12月14日ご自宅での訪問看護リハビリの様子をご紹介*part2

今回は現在3ヶ月に1回看護、週1回リハビリの訪問を利用されている方にご協力頂き
ご自宅での訪問看護リハビリの様子を少し紹介させて頂きたいと思います!

現在杖なども使用せず、家事や身の回りのことも行っている方です。
家事ができること、家の仕事の手伝い(事務仕事メイン)ができることを目標に
訪問看護リハビリを利用されています。看護では3ヶ月に1回状態に変化がないか、
医療的な援助やかかわりが新たに必要な部分はないか等、確認をしています。

この方は受傷直後より体の麻痺はなく、運動機能は保たれていました。
しかし「高次脳機能障害」が強く出ており、記憶力、注意力の低下がありました。
そのためぼんやりしてしまったり、時には混乱してしまったり。
会話が止まらない事もあり、辻褄が合わないことや、集中できず物事が中途半端に
なってしまうような様子も見られていました。

自宅での訪問看護リハビリで継続的に高次脳機能障害に対するアプローチを続け、
自宅でも役割を持って生活していく中で今では自宅のカフェの経理のお仕事を手伝ったり
カフェのお仕事が忙しい時には電話の対応などを行うこともあるようです。
頭を使い過ぎると疲れてしまう場面もあるため適宜気分転換を図りながら
訪問看護リハビリでも頭と体を鍛えるような関わりをしています。

見た目では分からない症状に対しても看護の関わり、リハビリの関わりが大切です。
なにか不安などがあればぜひ一度ご相談ください。